塾に通うタイミングはいつがベストか(高校受験編)

保護者向け

保護者の方にとって、お子さんの勉強・学力については関心が高いと思います。お子さんの勉強の様子を見たり、あるいは学校の成績を見て、どうも成績が下がっていると悩んでいる方も多いようです。そうなると、身近にある塾に通わせようか?と考え始めるとおもいます。今回は塾講師側から見たらいつ塾にきてもらうのがいいか、入塾のタイミングについて説明していきます。

「そもそも塾は必要か」を考える

まず考えて欲しいのが、「そもそも塾が必要なのか」です。いきなり何を言ってるんだとなりそうですが、別に塾がなくても勉強はできます。というか塾なしで勉強して高校受験・大学受験をしている人もいます。でも、塾にいかないと勉強できないと勘違いしている人がたくさんいるのでは?と感じることが多いです。

私自身の経験を話すと、塾には行かずに中学・高校と過ごしていたので、別に塾に行かなくても勉強はできると思っています。そもそも塾よりも学校で過ごす時間の方が長いですし、学校でしっかり勉強できて、内容も理解できているならわざわざ塾に行く必要もないでしょう。また、塾側の問題もありますが、塾にきてもしっかり管理せず、結果的には塾にお金だけ支払っていて勉強はほとんどできていない、そんな塾も残念ながらあります。となると別に塾には行かない方がいいのではと思います。

現実は塾なしは厳しい

ただ、現実として、塾なしで受験を終えるというのは難しいです。特にトップレベルの高校に行きたい場合に、塾なしで進学できる生徒は1割もいないのではないでしょうか。

また、塾に来る生徒と接していると「もう少し早く塾にきてくれていたら・・・」と思う生徒が多いのも事実です。後述しますが、勉強についていけてない状態になってから塾にきても、すぐに成績が上がるのは難しいです。学校についていけていない=重病患者です。塾講師の立場からすると、もう少し早くきてくれたら今頃はスムーズにいけてたかもしれないのに・・・と思う生徒がとても多くいます。

なので立場的に言えば、「せめて早めに塾に体験などにはきてほしい」というのが本音です。高校受験用の塾であれば、大抵小学校高学年から生徒を募集しているはずです。ちなみに中学生で特に数学・理科ができなくなる生徒が多いですが、その原因は小学生の内容です。というか割合と道のりの概念が理解できてなくて崩れる生徒が多いです。小学校の時にきてもらえば、中学の基礎も叩き込むことが可能なんです。なのでできれば早めにきてほしいと思っています。

勉強は塾ありきではない

もうすでに中学生になっているという生徒もいると思います。その場合、「塾に行くか」それとも「塾に行かずに勉強させるか」はどうすれば良いでしょうか。結論からいえばどちらでもいいです笑。というより、塾に行くかどうかは大して大きな問題ではないです。

ここで一番言いたいのは、勉強を塾ありきで考えないでほしいということです。塾に行けば勉強ができるようになるわけではないです。塾にきたら必ず成績が上がるわけでもないです。もちろん多くの信頼できる塾側では学習内容だけではなく、勉強習慣や勉強のやり方なども指導しており、生徒の学力をあげようと努めています。でも、それでもやらない生徒はやらないですし、結局本人次第だという点は否定できません。

また、塾=保育所のように利用するのも問題です。塾によっては自習スペースなどで実質遊んでいても何も言わないような塾もあります。そういった塾に勉強に行くというよりは友達と遊びに行く感覚で通う子どももいます。保護者の方からしても家にいるより塾にいた方が楽と考えている方もいます。いずれにしても、塾にいけば必ず勉強する・成績が上がるわけではないということです。

塾に子どもを預ける前に、まず保護者の方に考えてほしいことがあります。それは、お家での勉強習慣をつける、勉強する時間を作るなど工夫してほしいという点です。成績が上がりやすい生徒はご家庭での勉強環境がしっかりしている場合が多いです。ご家庭という基礎があるかどうかが重要です。もちろん、ご家庭で勉強させていても成績が上がらない場合は、塾にくることを検討してみてください。ご家庭での基礎があれば、塾でも成績を伸ばしやすいです。

なので、塾に入るかどうかを考える前に、まずはご家庭での勉強習慣をつけるよう心掛けていただくようお願いします。

勉強についていけない場合、すぐに成績が上がる?

もし、お子さんが現在の勉強に全くついていけていないのであれば、まずは塾に相談や体験にきた方が良いかと思います。ただ、理解していただきたいのが、実際に学校での勉強についていけていない場合、すぐに成績をあげるのは難しいです。学校で習っている内容がわからない場合、大体、2学年前から内容があやふやであることが多いです。なので、塾側としてはまず今学校でやっている内容ではなく、つまづいている部分からやり直しをします。一見遠回りのように見えますが、これをやらないとその場しのぎの勉強になってしまいます。

逆に言えば、其の場凌ぎでいいならなんとかなる部分もあります。もちろん全部ではないですが、定期テストであれば無理やり詰め込んでテストの点数を上げるということは可能です。それをやると後々大変なので全くオススメしませんが。

塾のチラシなど見ると、成績UPという数字をよく見ます。塾のチラシにはいろいろなカラクリがあります。その場しのぎで乗り越える場合もあります。また、それ以前に成績UPにはいろいろな前提があります。本人の努力はもちろん、本人の基礎知識やご家庭での勉強環境なども大きく影響します。学校で勉強についていけていない場合だと、まず基礎力をつける必要があり、その時点での学校の内容をすぐ教えるのは困難だと思ってください。

で、結局いつからが良い?

で、結論に入ります。塾はいつから入ればいいかというと、こうなります。

塾側としては、入塾は早ければ早い方が対応しやすい!
塾に来るかどうかより家庭での勉強環境を整えてほしい!

上記となります。これが絶対正解だというわけではないと思いますが、参考にしてもらえればと思います。

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